学校からリコーダーの購入案内が届いても、ジャーマン式とバロック式の違いや品番の読み方が分からず、選べないことがあります。手元のお下がりを使えるかも、購入前に確かめたいところです。
結論は、まず学校が指定する種類・運指方式・品番を確認してから買うことです。両方式ではソプラノのファなどの指使いが異なるため、価格や見た目だけで選ぶと授業の運指表と合わない場合があります。
学校の指定が分からないときは、一般的な採用傾向だけで決めず、先生に確認しましょう。この記事では方式の違い、品番の確認、お下がりの判断、購入前のチェックと手入れを説明します。申込書と商品情報を照合し、買い直しを減らすための確認順を整理できます。
小学校のリコーダー選びで保護者が直面する「最初の迷い」
使用開始の学年や購入方法は学校の案内で確認してください。学校から指定がある場合は、その条件に合う楽器を探します。
同じソプラノリコーダーでも運指方式が違う製品があります。学校の教材や運指表に合わせるため、申し込み前に種類と方式の両方を確かめます。
申込書に品番があるなら、メーカーの製品表示と照合してください。分からない場合は購入前に学校へ確認します。
ジャーマン式とバロック式の違いと確認方法
リコーダー選びにおいて、保護者が最も頭を悩ませるポイントが「ジャーマン式(ドイツ式)」と「バロック式(イギリス式)」の運指(指使い)の違いです。
結論からお伝えすると、小学校の授業でソプラノリコーダーを使用する場合、必ず学校の購入申込書に指定されている方式を選ぶことが鉄則です。
ヤマハの方式比較では、設計に基づく指使いの違いとして説明されています。ソプラノのファを音階順に押さえるジャーマン式に対し、バロック式は押さえ方が異なり、シャープやフラットを含む曲なども考慮した方式です。
| 確認する項目 | ジャーマン式 | バロック式 |
|---|---|---|
| 別名 | ドイツ式 | イギリス式 |
| ソプラノのファ | 音階順の運指 | 異なる運指を使う |
| 購入の判断 | 学校の指定と製品の方式表示を照合する | |
穴の見た目だけで判断せず、品番や付属の運指表を確認します。穴を数える基準が不明な図は使わず、メーカーの図と現物を同じ向きで比較してください。
メーカーと品番を確認する
特定メーカーなら必ず授業に合うとは限りません。同じメーカーでも方式や種類の違う楽器があるため、学校の指定と個別製品の仕様を照合します。販売価格は店舗や時期で変わり、安さだけでも高価格だけでも適合は決まりません。
品番に対応する方式を確認する例
型番を一部だけ見て判断せず、末尾の文字まで照合してください。学校に品番が指定されている場合は、その品番のメーカー仕様で方式を確認します。指定がない場合も、販売店の「ソプラノ」「ジャーマン式」「バロック式」などの表示と、購入案内の条件を見比べます。
よくある質問 (FAQ)
Q1: お下がりや上の子のリコーダーを使ってもいいですか?
A:
長期間保管されていたお下がりや、上の子のお下がりを使用する場合、以下の2点を確認してください。
- 学校指定の方式と一致しているか: 上の子のときと学校や学年の指定(ジャーマン式・バロック式)が同じか確認します。
- 衛生面と傷みの確認: 吹き口の噛み跡や、ジョイント部分の緩み、汚れがないかをチェックしてください。特に衛生面を考慮し、可能であれば使用できる状態か学校や楽器店に相談してください。交換部品の有無と適合は品番ごとに確認します。
Q2: 使用後のお手入れや保管方法はどうすればいいですか?
A:
樹脂製のリコーダーは、授業で使用した後に以下のお手入れを行うことで長く清潔に使えます。
- 水分を拭き取る: 演奏中に管内にたまった水分を、付属の掃除棒(クリーニングロッド)にガーゼを巻き付けてしっかりと拭き取ります。
- 素材に合う方法で保管する: 説明書に従って水分を取り除き、ケースに保管します。木製へ樹脂製と同じ洗い方を適用しないでください。
まとめとご購入前の最終チェックリスト
ここまで、小学校のリコーダー選びで失敗しないためのポイントを解説してきました。最後に、購入手続きをスムーズに進めるためのチェックリストを確認しましょう。
- [ ] 学校の購入申込書を確認したか?
- [ ] 指定されている運指方式(ジャーマン式またはバロック式)を確認したか?
- [ ] 指定の種類・方式・品番が商品表示と一致しているか?
リコーダー選びは、お子さんがこれからの音楽の授業を楽しく、自信を持ってスタートするための大切な第一歩です。「これでうちの子にぴったりの正しい準備をしてあげられた」という安心感を持って、スムーズに購入手続きを完了させてくださいね。
申込書と商品ページを照合する順番
1. ソプラノかアルトかを確かめる
まず確認するのは、運指方式よりも楽器の種類です。「リコーダー」という商品名だけで選ぶと、必要な種類と違うものを注文する可能性があります。申込書にソプラノ、アルトなどの指定があれば、商品名と仕様欄で同じ種類になっているか確かめます。以前に使った楽器がある場合も、今回は同じ種類が必要なのかを確認してください。
2. 運指方式を文字で確認する
学校の案内の「ジャーマン式」「バロック式」を見つけ、商品ページの方式欄と照合します。方式が書かれていない商品は、写真から推測して注文せず、販売店に確認する方法があります。両方式を同じページで選択する販売形式なら、色の選択と方式の選択を混同しないようにしましょう。注文確認画面に方式が表示されるかも見てください。
3. 品番とセット内容を見比べる
品番が指定されている場合は、数字と末尾の文字まで確認します。似た品番や見た目の近い製品でも、方式が違う場合があります。ケース、運指表、掃除棒などの付属品は製品ごとに異なるため、学校で必要とされるものがセットに含まれるかを確認してください。不足があれば、使う製品に合う道具を別に用意します。
4. 名前の記入と持ち運びを準備する
購入後は学校の案内に沿って名前を付け、ケースへ収納できることを確認します。楽器本体へ貼るシールは、穴やジョイント、音を作る部分をふさがない位置にします。書く場所が指定されているなら、その位置を優先してください。お子さんが自分でケースを開け閉めできるか、部品を無理に引っ張らず扱えるかも一緒に確認すると準備を進めやすくなります。
お手入れは素材と説明書を基準にする
ヤマハのお手入れ案内は、演奏後に掃除棒とガーゼなどで管内の水分を取り除く方法を紹介しています。樹脂製では台所用中性洗剤による洗浄が可能とされていますが、木製やキイの付いた楽器には同じ扱いをしません。手元の製品の説明書を優先し、洗える範囲と乾燥方法を確認してください。
割れ、変形、ジョイントの著しい緩み、音の出しにくさが続く場合は、強く押し込んだり穴を削ったりせず、学校や楽器店へ相談します。日光や暖房器具の近くなど、保管中に高温になりやすい場所も避けましょう。清掃用の道具はその楽器に合うものを使い、先端が内部を傷つけないように扱います。
参照情報
確認日:2026年10月12日。学校の指定と最新の製品表示を購入前に確認してください。


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