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論語の一覧|全20篇と有名な言葉の意味・出典

論語を学ぶための本とノートと筆記具 子育て・学習・言葉
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論語は「学而」から「堯曰」まで全20篇で構成されます。学びの言葉なら「学而時習之」や「温故而知新」、自分を省みる言葉なら「吾日三省吾身」など、テーマと篇名を合わせて探すと、授業や読書で見た句を原文へたどりやすくなります。

ただし、20篇の目録と、論語のすべての句を並べた一覧は別です。ここでは全篇の名前と順番を示したうえで、学び、自省、人との関わりから七つの句を選び、原文の短い抜粋、読み下し、自作の現代語訳を整理します。孔子の発言と、曾子などの発言も区別します。

原文を探すときは篇名を使い、意味を考えるときは句の前後も読みましょう。下の表と解説を使えば、どの篇にある言葉かを確認し、原文・訳・自分の感想を混ぜずに学習メモを作れます。細かな解釈は、授業で使う教科書や注釈も合わせて確かめてください。

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論語の全20篇一覧

篇名と順番を確認

以下は国立成功大学の「論語・完整二十篇」とWikisourceの論語目録で確認できる全20篇です。日本語で使われる字体にそろえて表記しています。

順番 篇名 読み
1 学而 がくじ
2 為政 いせい
3 八佾 はちいつ
4 里仁 りじん
5 公冶長 こうやちょう
6 雍也 ようや
7 述而 じゅつじ
8 泰伯 たいはく
9 子罕 しかん
10 郷党 きょうとう
11 先進 せんしん
12 顔淵 がんえん
13 子路 しろ
14 憲問 けんもん
15 衛霊公 えいれいこう
16 季氏 きし
17 陽貨 ようか
18 微子 びし
19 子張 しちょう
20 堯曰 ぎょうえつ

篇と章の違い

篇は「学而」「為政」などの大きな区分で、その中に短い発言や問答があります。学習書などで「学而篇の何章」と示される章は、篇の中での位置を探す手掛かりです。この一覧では確認しやすい篇名を基本の出典として示します。

例えば「学而時習之」を探すなら、まず学而篇を開き、句の文字で該当箇所を見つけます。教科書で章番号が指定されている場合は、手元の版の番号と照合してください。篇名と短い句の両方をメモすれば、番号だけを控えるより別の本文でも探しやすくなります。

学びに関する有名句一覧

原文は成功大学掲載の論語本文から必要部分を抜粋しています。読み下しと現代語訳は、内容を理解するために本記事で整理したものです。

原文の抜粋 読み下し 自作の現代語訳 篇名
學而時習之,不亦說乎? 学びて時にこれを習う、また説ばしからずや。 学んだことを折に触れて習い直すのは、うれしいことではないか。 学而
溫故而知新,可以為師矣。 故きを温ねて新しきを知る、もって師となるべし。 以前のことを学び直して新しい理解を得られるなら、人を導く立場になれる。 為政
學而不思,則罔;思而不學,則殆。 学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し。 学ぶだけで考えなければ見失い、考えるだけで学ばなければ危うくなる。 為政

学而時習之

学而篇の冒頭で、孔子は学ぶことと習い直すことを結び付けています。「說」はここでは喜びを表す語として読まれます。後ろには友が遠くから来る喜びや、人に知られなくても怒らないことが続きます。短い句だけを覚える際も、学而篇の入口に置かれた一連の言葉として読めます。

現代の学習へ当てはめる自作例なら、授業で理解したつもりの内容を後日もう一度解き、理解を確かめる場面が考えられます。これは句を使って考える例であり、孔子が現代の勉強法を指定したという説明ではありません。

温故而知新と学而不思則罔

温故知新は、古いことを思い出すだけで終えず、新しい理解につなげる点が読みどころです。例えば前に読んだ文章を、別の知識を得てから読み返すと、当時気付かなかった点を考えられるかもしれません。

「学而不思」の句は、学ぶことと考えることの片方だけに偏らない視点を示します。自作の学習例なら、答えを写すだけではなく理由を考え、分からない理由は資料を読んで学び直す、という往復に結び付けて考えられます。成果を保証する言葉としてではなく、学習の姿勢を見直す手掛かりにしてください。

自分を省みる言葉の一覧

吾日三省吾身

吾日三省吾身

出典:論語・学而篇。読み下しは「吾、日に三たび吾が身を省みる」。自作訳は「私は日々、自分自身を振り返る」です。この言葉の話者は曾子で、すべてを孔子の直接の発言として扱わないことが大切です。

後ろには、人のために考えるときに誠実だったか、友人との交わりで信頼を守ったか、伝えられたことを習ったかという問いが続きます。回数の暗記だけでなく、何を振り返っているかを読むと内容をつかめます。自作の応用例なら、今日引き受けたことをきちんと行えたか、約束を守れたかを日記で確かめる方法があります。

知之為知之・不知為不知

知之為知之,不知為不知,是知也!

出典:論語・為政篇。読み下しは「これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」。自作訳は「知っていることは知っている、知らないことは知らないと認めることが、知るということだ」です。

知識の量だけでなく、知っている範囲を正しく捉える言葉として読めます。自作例として、調べ物を頼まれた場面なら、確認できた情報と推測を分けて報告する姿勢に重ねられます。知らないと認めることを学ぶのをやめる理由にせず、次に何を調べるかへつなげる読み方ができます。

人との関わりに関する言葉

巧言令色・鮮矣仁

巧言令色,鮮矣仁!

出典:論語・学而篇。読み下しは「巧言令色、鮮し仁」。自作訳は「言葉を巧みに飾り、好かれようと表情を取り繕う人には、仁が少ない」です。仁はここでは、人への思いやりや誠実な心として簡潔に捉えます。

この句を「話すのが上手な人はみな信用できない」と広げるのは読みすぎです。自作の例で考えるなら、好意的な言葉だけで相手を判断せず、実際の行動も見るという視点にできます。人の性格を一言で断定する道具として使わず、表面と内面の関係を考える言葉として読みましょう。

人而無信・不知其可也

人而無信,不知其可也。

出典:論語・為政篇。読み下しは「人にして信無くんば、その可なるを知らざるなり」。自作訳は「人に信頼できる誠実さがなければ、どうして成り立つのか分からない」です。

原文の続きには、車の部品を使うたとえがあります。短い句だけでなく続きまで読むと、信を人との関係が進むための大切な条件として捉えやすくなります。今日の自作例なら、約束を守れないと分かったときに黙って放置せず、相手へ状況を伝える行動に重ねて考えられます。

論語の一覧を学習に使う方法

一つの句から前後を読む

一覧から気になる句を一つ選び、篇の目録、該当する原文、前後の文章の順に読みます。例えば「吾日三省吾身」なら、話者が曾子であることと、後ろにある三つの問いを確かめると、句の意味を短い標語だけにしなくて済みます。

訳と原文を区別する

学習メモは「原文」「読み下し」「訳」「自分が考えたこと」を別々に書きましょう。訳は意味を読み取った日本語であり、原文そのものではありません。授業で採用する訳や読み方がある場合は、その版を基準に整理します。本記事の自作訳を使う場合も、自分の感想と分けて記録してください。

まとめ

論語の全20篇は、学而から堯曰までの目録で確認できます。有名な言葉を探すときは句と篇名をセットにし、話者と続きの文脈を読みましょう。まず一つの句を選んで原文と訳を分けたメモを作ると、一覧を暗記だけで終わらせず内容の理解へつなげられます。

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